2017 March

 

 
 
 
飛行機に乗る前は出来る限り生野菜を・・・とラウンジではひたすら野菜ス ティックをつまむ私。DELTA航空のラウンジはアメリカ風にディップの フ レーバーも豊富でビタミンをたっぷりチャージ。

 

 

 
 
ようやくシートに落ち着きスプマンテでほっと一息、機内食ではアンティパスト もメインもお魚をチョイス。アリタリアはやはりイタリア食、カルパッ チオや お魚のグリルなど軽めのメニュウが嬉しい。

 

 

 
 
成田のラウンジ、機内食と食べてばかりいるけれどローマに着くとそれなりにお 腹が空いていることに驚きつつ先にローマに来ていた主人とラウンジで 落ち合 い再び飲み、食べる!冷えたスプマンテも美味しく、このラウンジのお気に入 り、ホカホカのラザニアを頬張る。本当に食べてばかりいる 私・・・。

 

 

   
 
 
パリに戻るとお約束のエスニック料理のレストランへ。サンジェルマンではない けれどすっかり「ホーム」になったラオス料理のレストラン、ラオスを 旅して 以来ヴェトナム料理ともタイ料理とも違う独特なラオス料理は我が家でも再現す るほどのお気に入り。首都ビエンチャンや世界遺産の街ルアンパ バーンを思い 出しつつパリのパリの日常に戻る。たっぷりの香草でビタミンをチャージ、デ トックスこうかも高そう!

 

 

   
 
 
 
パリに戻ると早々に長いお付き合いのドクターからディナーのお誘い、私の好み を熟知して下さっているのでいつも楽しみに伺う。今晩は和風の美しい 陶器で サーヴされる軽めのフレンチ、オードブルには金目鯛、メインは帆立をチョイス する。ドクターオススメのカボチャのクリームとメレンゲのデ ザートもオリジ ナルで美味しい。「静かな白い空間」・・・が好きな私にはぴったりのお店。

 

 

 
 
パリに戻って来ると必ず伺うお約束のエスニックのもう一つがこのヴェトナミア ンレストラン。ホーチミンシティの喧騒そのままのようなお店も楽しい けれ ど、まるでヴェトナムの古都ホイアンにでもありそうな静かで涼やかなこのお 店、PHOや青いパパイヤのサラダを頂きすっかりリラックス。よう やくパリ に帰ってきた気分?

 

 

   
 
 
ウィーン発パリ行きの最終便でパリに戻る。、日帰り出張のビジネスマンで満々 席の今晩、短いフライトのミールサービスはタダでさえ慌しいのに、皆 さんお 疲れでアペリティフを次々にオーダーするのでCAの方も本当に大変。シャンパ ンを頂きながらプチトマトとモッツレラ、チキンのグリルとゴキ ゲンな軽食を つまみつつパリへ。ウィーン・プラハの日程も無事に終了してほっとする。

 

 

   
 
 
パリに戻るとまずはマルシェでお野菜を調達、チーズやチキンをトッピングして ヴォリュームのあるサラダに。ビタミンもパワーもチャージ出来て忙し い時に はぴったりのワンプレートランチ。

 

 

 
 
 
コルビジェがスイスからパリに着いたばかりの頃、最初のアトリエは我が家のす ぐ近くだったことは知っていたけれど、私の「ホーム」のこのビストロ に良く 通っていたとイタリア建築史界の重鎮R氏のお話。建築家のF嬢とのディナーに はぴったり?ナスのペーストとバゲット、冷えたロゼワインと久 しぶりのビス トロメニュウが嬉しい。コルビジェはこの小さなレストランの構造に何やら建築 のヒントを見出したとか・・・。

 

 

 
 
東京ではお忙しくてなかなか会えない広告代理店のA氏、ヨーロッパ出張の最後 にパリにお立ち寄りになり久しぶりにゆっくりお食事をご一緒する。お 仕事柄 美味しいモノは何でもご存知と思い、サンジェルマンらしい隠れ家のような私の 「ホーム」のビストロへお連れする。オードブルはクラシックにエスカルゴ とポワロー葱 のヴィネグレットソース、最近すっかりお魚党の私はサーモンのグリルをチョイ ス。さすがに分厚くてお肉並みのヴォリューム、何よりの付け合せはバター香るじゃがいものピューレ!テロ以来、レストランの夜は早い・・・。

 

 

 
 
 
仕事も一段落、再び東京へ。ウィーンから到着したばかりの主人と再びの機上、 まずは旅の無事に乾杯。快晴の空を眺めつつ冷えたプロセッコを頂くゴ キゲン な朝のフライト、いつしか眠りに落ちる・・・。

 

 

   
 
 
 
 
ローマのフィミチーノ・レオナルド・ダ・ヴィンチ空港もパリ同様どんどん拡張 して今では巨大なハブ空港へと変わりつつある。アリタリアのラウンジ も益々 豪華になっていて、他のエアラインのラウンジとは格段の差、見渡す限り並ぶ フィンガーフードのバリエーションにも驚くけれど、オープンキッ チンにシェ フまでいらしてさながらリストランテ?ピザ釜から焼きたてのピザが次々に!プ ロセッコがぎっしり詰まった冷蔵庫も何だか迫力、皆さんボ トルごと取り出し てポンポン空ける音、飛行機の時間も忘れそう・・・。

 

 

   
 
 
元々ハンガリーのお料理であるシチュウのような煮込み料理「グーラッシュ」は ウィーンでもプラはでもとてもポピュラーな一皿。付け合せにはこのク ヌーデ ルというじゃがいものお団子が定番らしく、スーパーで真空パックになっている ものを発見、早速買って帰る。同じくスーパーで見つけたニンニ ク入りラード を添えて。久々の我が家、旅先の写真を見ながらようやくリラックス・・・。

 

 

 
 
父の従姉妹からお心こもりのキッシュが届く。ケータリングのプロとは言え、パ イ生地の部分が欠ける事もなく美しいホールのままの到着に感激。季節 のお野 菜がたっぷりゴロゴロと入っていて濃厚でクリーミーなフィリングとの相性も ぴったり。サニーレタスとメキャベツを添えて春らしいランチプ レートに。

 

 

 
 
寒い時期には葉野菜は体を冷やしそうなので、なるべく根菜類を摂るようにして いる。スイスに住んで居た新婚の頃、チャイニーズマーケットでさつま いもを 見つけると嬉しくなって良く作っていた「けんちん汁」、若いのにずいぶん渋い レパートリーだったと懐かしく思いつつアツアツをふぅふぅ頂 く。体の芯から 温まりそう・・・。

 

 

 
 
 
留守を守って下さっている元所員のY君をお招きして、今回訪ねた建築の写真を 見る「アドルフ・ロース」ディナー。アペリティフにはウィーンから 買って来 たクヌーデルとカルネ・セッカのような燻製ハム。お喋りしながら頂きたいので メインディッシュはキッチンに立たなくても良いもの・・・ と、「メキシコ風 セビーチェ」。細かく刻んだ沢山の種類のお野菜と、同じく細く切ったお魚のソ テーをマリネしたスパイシーな一品、ルイス・バラガ ンの作品を見にメキシコ に行った時に頂いて以来の定番ディッシュ。

 

 

 
 
主人の出張のお土産「長谷川自然牧場のたまご」、驚くほどしっかりしたぷりぷ りの黄身。早速オムレツにしてオリーブオイル漬けのトリュッフを添え て頂 く。卵の濃厚なコクにトリュッフの芳香、オムレツとは思えないたいそうなご馳 走!昔何かで読んだコラム「最高の卵料理を出すホテルの朝食」を 思い出す。 パリからのトレーヴィーズのサラダが爽やかな付け合せに。

 

 

 
 
 
久しぶりに青山を歩くと「この間までココって??」・・・とさまざまに変わっ ていて驚く。学生の頃、子供スポーツクラブでテニスと水泳を子供たち に教え るアルバイトをご一緒していた先輩方と20年ぶりの再会。積もる話がありすぎ てランチどころではないけれど、平行してお食事もばっちり頂け る私達はまる でイタリア人の様?地中海料理という事で、スパイシーなアヒージョやモロッコ 風のケフタ、ギリシャのフェタチーズのフリットやサラ ダ、子羊のタジンなど をサングリアと共に頂くゴキゲンなランチ。何よりも再会が本当に嬉しく、思い 出話が尽きない・・・。

 

 

   
 
   
 
 
パリからの長いお付き合いの初等科の先輩、お医者様のS御夫妻のお宅に伺う。 おばんざいを頂くお店のように美しい大皿が並びお嬢様お3人もご一緒 にテー ブルを囲む。さまざまな御家族のお話が楽しくすっかり寛いでしまう。本当にス ケールの大きな人生を歩まれているS御夫妻、お会いするたびに とても刺激を 受ける。ご馳走がどれも美味しくてお腹も心も満腹の幸せな夜、またこんな素敵 なディナーにお誘い頂けます様に・・・。

 

 

 
 
 
生野菜は体を冷やしそうなので寒い季節はなるべく火を通したお野菜をたっぷり 頂くように気をつけている。炒める前は「こんなにたくさん?」と思っ ても火 を通すとカサが減ってあっという間に頂いてしまう。あんかけを揚げた麺に載せ たかた焼きそば、パリパリとした食感の香ばしい麺とトロリとし た熱々のあん かけの美味しいこと・・・、いくらでも頂けそう。

 

 

 
 
スキーのお土産に取れたての舞茸を頂く。野生的な見た目とは裏腹に繊細な香り がキッチンに広がる。舞茸のお出汁たっぷりの熱々のおうどん、まるで 森の滋 養を頂くよう。

 

 

 
 
 
Plats index 忙しい毎日の中でも、お料理好きな私はキッチンで過ごす時間をとても大切にし ている。外食や出来合いのお惣菜も時には良いけれど、出来る限り自分 で作っ たモノを頂きたい。毎日自宅で頂くと その連続性で少しずついろいろなモノが摂れる上、旬のお野菜や果物の美味しさ も見逃さずに味わえる。必ず添えるスープやおみおつけのバリエーショ ンも楽 しい。キッチンで過ごす時間はそのまま「健康のための時間」、忙しい忙しいと 大切な事を見失わないように、毎日を丁寧に味わいながら生きて 行きたいも の。「食べる物はその人の人生そのもの」というフランスの料理人ブリア・サ ヴァランの言葉を思い出す。 page top

home